着物から羽織へ○ 羽織から着物へ×?
2006年 12月 18日
数年前にお茶の先生より、「私には派手になったから」と色無地の共八掛の着尺をいただきました。
深い赤紫です。
今ならいけるかもしれませんが、当時の私には、着物で着るには少々地味に感じました。

似合うようになってから、着物を作れば良いかとも思いましたが、せっかくいただいたのですから、何か形にしたところを、早くお見せしたいという思いもありました。
そこで思いついたのが、礼装用の羽織です。
柄の羽織はいくつか持っていたけれど、礼装にあわせると、何かが違う・・・
コートは持っているけれど、あまり好きじゃない・・・
そうよ、色無地紋付羽織なら、文句なしのはず!と思い立ち、羽織を作ることにしました。

着尺で作った羽織は着物に直せると以前母に聞いた記憶があり、いずれこの色無地を着物で着られる日が来た時には(つまり、老けたらね)、着物に直せば良い、一反で2度楽しめるわぁ~と、喜び勇んで仕立屋さんにその旨を伝えました。
「いずれ着物に直すつもりですので、そのように羽織を仕立ててください」と。
すると、仕立屋さんから「そんなことは出来ません」との返事が返ってきました。
共八掛の反物なので、通常の着尺より長い反物です。
和裁の本で、羽織の裁ち方を見ていると、何とか出来そうな気もします。
腑に落ちなくて、他の仕立屋さんにも問い合わせてみたのですが、いずれも「出来ません」との返事でした。

問合せの結果を要約すると
・前幅が狭くてよければ出来るけれど、あなたの寸法では無理、細身の人なら出来ないこともない
・羽織は前幅を裁つのが普通だけれど、それを裁たずに襟に折りこんだ場合、襟が分厚くなりごろごろする (それなら襟を並幅でしなければいいんじゃないの?)
・仕立て直しの際、羽織裾の線が消えないかもしれない (洗い張りをすれば消えるんじゃないの?)
とのことです。
-( )内は私の感想-

納得しきれていないのですが、プロが揃いも揃って「無理です」と言うのだから、やはり無理なんでしょう。
ゆくゆくは着物にするという野望はあきらめて、羽織として末永く着ることにしました。



 
b0131366_2257385.jpgb0131366_22571227.jpg

背には憧れだった刺繍紋を入れました。
仕立屋さんも何故か気合を入れた様子で、グシ入りでした。
超お気に入りの羽織が出来上がりました。

先生にも「あら素敵~」と喜んでいただけました。
[PR]
by uzuztama | 2006-12-18 22:54 | 着物&着物廻りいろいろ | Comments(0)
<< 仕立てをどこにお願いするか クリーニング依頼品 発送 >>



uzuz の諸々覚書
by uzuztama
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
着物を着た日
着物&着物廻りいろいろ
お手入れ
お針
お出かけ
お買い物
お稽古
お髪
庭・花
水耕栽培
作る
直す
読む
食べる

以前の記事
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
more...
最新のコメント
◎香子さん 観に行かれ..
by uzuztama at 14:47
ワタシは明日参りまする。..
by 香子 at 18:31
◎うまこさん ありがと..
by uzuztama at 10:28
いつもと少々違うイメージ..
by yamamotoyk at 21:41
◎香子さん ありがとう..
by uzuztama at 16:14
いいですねえ、このぐらい..
by 香子 at 10:16
◎うまこさん きらきら..
by uzuztama at 19:32
まあ、キレイですね☆ ..
by yamamotoyk at 21:35
◎ziziさん 私や姉..
by uzuztama at 10:32
皆様 御背が高いの、羨ま..
by zizi at 19:23
ライフログ
検索
タグ
(168)
(119)
(85)
(78)
(72)
(57)
(41)
(12)
(10)
(8)
(8)
(5)
(3)
(2)
(2)
(2)
(2)
(2)
(1)
(1)
ファン
記事ランキング
画像一覧