昨年ごろから襟ぐりの肩のあたりに穴が開き始めていた麻の長襦袢です。 なんとかしないとと思いつつ放置していましたが、早急に手を打たないといけない状況になってきました。 当初は、襟を外して、当て布をして補強して、襟を付け直して・・・ときちんと直そうと思っていたのです。 その「きちんと直す」が億劫で放置していたら、穴はどんどん大きくなり、襟の際にも穴が開き始めました。 もう悠長にはしていられません。 直し方は適当でいいです。 折良く昇天したばかりの楊柳ステテコがありましたので、ダメージの少なかった裾の部分を活用することにしました。 裾のレースも生かし、当て布サイズにカットしました。 襟ぐり・肩山のあたりに、裏側から当ててミシンでがーっと周りを縫って留めます。 襟は外していませんから、襟の上に当て布がかぶっていますが、もう気にしません。 表側から穴の箇所をミシンステッチで補強です。 手縫いは一切なしで仕上げました。 所用時間は一時間もかかりませんでした。 「お直し」というより「修理」に近い感じがします。 邪道で強引な直し方だとは思うのですが、穴が開いたまま着ているよりは良いと思うのです。
by uzuztama
| 2018-06-11 14:59
| お針
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Comments(4)
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yamamotoyk at 2018-06-11 21:30
わお~!ステキです☆
コレだから、捨てられないんですね、 気持ちの良さそうな布の端。 でも、思い出さないとお蔵入りするので、 早速活用できて良かったですね♪~
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香子
at 2018-06-12 00:04
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おおぅ、頑張りましたね〜♪
ワタシなら接着芯ペタリでお茶を濁しそうです (^-^;;
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uzuztama at 2018-06-12 10:29
◎うまこさん
ありがとうございます♡ そうなんですよ、「直せば着られる」「直すときの材料になる」からなかなか捨てられないんですよね。 ステテコの昇天は、ほんと丁度良いタイミングでした。 有効利用ができたので、残りは心置きなくウェスにできました。
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uzuztama at 2018-06-12 10:40
◎香子さん
頑張りましたよ~ でも全部ミシンですから、そんなに苦でもなく、時間もかかりませんでした。 私、接着芯を扱うのがへたくそなのです。 はがれる・浮くは必至なのです。 お値打ち接着芯を購入しているのも原因だと思います。 着るたびに洗いますから、丈夫で長持ちのミシン掛けにしました。
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